アーペーセー
アーペーセーを作ったのは、1951年チュニジア生まれのジャン・トゥトゥという人です。
このデザイナーさん、黒い髪の毛にパンチパーマで目つきが悪いちょっと小太りの男性でしたが、パリのソルボンヌ大学でいろいろと学んで卒業をした後に1年間は放浪しています。
放浪の旅の後には、パリにあるKENZOで働き始めます。
そしてあの有名なアニエス・ベーのブランドで活躍して、1983年にイリエというブランドを日本の入江末男と一緒に立ち上げます。
それから1987年にメンズ専門のブランドとして、このアーペーセーを発布することになるですが、発表した最初のことは、服をデザインした人間が誰であるかよりも、服のよさをアピールしたいという考えをコンセプトにしていたために、アーペーセーというブランドの名前はなかったんだそうです。
このアーペーセーというブランドの名前は生産と創造の工房という言葉の頭文字をとったものです。
そして翌年にはレディースラインも発表されて2006年には日本にも会社が設立されました。
アーペーセーのファッションは質が高いのにそれほど高くなく、シックでどんなファッションにも組み合わせやすいものが多いので人気のあるブランドです。
アニエスベー
アニエスベーをデザインしているのはフランスのベルサイユで生まれたアニエス・トゥルーブレという人です。
1973年にシグネチャブランドであったアニエス・ベーを商標登録して、日本ではアニエスベーは1984年に青山に最初のお店がオープンしました。
有名なアニエスベーのロゴマークといえばbの筆記体の文字ですがとってもかわいいファッションや、小物がたくさん販売されているブランドです。
たくさんあるブランドの中でもそれほど値段が高すぎるということもありませんから、比較的手に届きやすいブランドではないでしょうか。
アバクロンビー&フィッチ
アバクロンビー&フィッチは、「アバクロ」と略して呼ばれていることが多いブランドなのですが、かわいいアメリカンカジュアルテイストという感じのブランドです。
セレブ御用達のカジュアルブランドといってもいいかもしれません。
ちょっと値段は高めですが、そのデザインには固定ファンの多いブランドです。
たとえば人気のあるファッションアイテムのひとつにトレーナーやパーカー、ロンTなどがありますが、ウエスト部分は細見になっていてそれでいて丈は普通のものより長めの丈になっています。
ウエストラインから丈の長さまで結構スタイルをよく見せてくれるようなデザインになっているので、アバクロのブランドの洋服が好きで愛用している人も多いのではないでしょうか。
おしゃれなカジュアルを探しているならアバクロンビー&フィッチがお勧めです。
イヴサンローラン
イヴサンローランは、言わずと知れた一流ブランドの一つです。
イヴサンローランのブランドのデザイナーはもちろんイヴサンローランでした。
1936年にあるジェリアに生まれたんですが、17歳の時にデザインコンクールでカクテルドレスを出品したところ最優秀賞を取ったとか。
その翌年に、クリスチャン・ディオールの社員として入社します。
1957年にクリスチャン・ディオールがなくなった後は、21歳という若さでクリスチャン・ディオールのデザイナーになるのですが1962年にオートクチュールメゾンのイヴサンローランを立ち上げてそれ以降人気のブランドとして今にいたっているわけです。
イヴサンローランの会社はグッチに買収されて、デザイナーも交代するという噂が出た時にはオートクチュールのデザイ担当者もトム・フォードになるという話もあったそうなのですが、パリの中では絶大な人気を誇っていたイヴサンローランというブランド愛用者から反発を受けて、オートクチュール部門はイヴサンローランがそのまま引き継ぐことになって、プレタポルテをトム・フォードが引き継ぐことになったんだそうです。
イヴサンローランはフランスのパリでは絶対的な信頼のあるブランドです。